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コロナ後の活動の再開に向けて

2022年5月8日、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが季節性インフルエンザと同じ5類に移行しました。有事から平時に移行したことを踏まえ、この発達障害と柔道に関する活動についても新たにスタートを切りたいと思っています。新しい活動について参画、協力くださる方を募集します。随時説明会を開催しておりますので、お気軽にご連絡をいただけたら幸いです。

2023年5月23日、新しいスタートにむけてウエブをリニューアルしました。現在の活動の概要はこちらをご覧ください。

これからの方向について(案)

これからの方向は新たな参画者、協力者の皆様と話し合って進めていきたいと思いますが、以下のような方向を考えております。

目標1:まだワークショップを開催していない34都道府県での開催

これまで13都道府県16か所で開催し、411名の指導者や保護者などの皆様に参加いただきました。まだ開催していない34都道府県について、パリ五輪が開催される2024年6月まで、発達障害と柔道指導に関するワークショップを開催できたらと考えております。

目標2:より多くの人が気軽に学んだり相談したりすることができ、より社会に対して発信できるプラットフォームの構築

これまで①学びの機会(ワークショップやオンライン上の勉強会、サミットなど)をつくり、②柔道の魅力を社会に対して発信(世界自閉症啓発デープロジェクト、書籍、SNSやWEBなど)してきましたが、まだ一部の地域の人々にしか届いていません。このテーマに関心がある全国各地の人々が学び合い、無理なく、協力して高い成果を上げることができるプラットフォームが必要であると考えています。

目標3:活動に必要な資金を確保する体制の構築

ワークショップを開催するにしてもプラットフォームを構築するにしても、資金が必要となります。その活動の継続に必要となる資金を確保する体制を構築します。

参画者・協力者の募集

①発達が気になる子供への柔道にご関心がある皆様

発達障害について学ぶ機会は様々ありますが、発達障害と柔道について学ぶ機会は滅多にありません。この場にはこの分野に経験や知見がある人々が集まっています。

②柔道人口が増える方法・これからの柔道のカタチを模索している皆様

本プロジェクトでは、柔道人口が増える視点の一つが発達障害に組織的に取り組むことだと考えています。

2022年12月に公表された文部科学省の調査によると、発達障害の可能性がある小中学生が8.8%、約80万人います。彼ら彼女らが柔道で成長していく様子を見たら、凸凹の子供の発達を支える柔道に大きな可能性があることに気付くでしょう。日本の柔道がこのまま縮小するか、それとも盛り返すかの分岐点の一つは、「柔道は凸凹の子供の発達に良い」という実績と評判を組織的に築くことができるか否かにあると考えています。(書籍「誰一人取り残さない柔道 柔道人口が増える3つの視点」の「はじめに」から抜粋)

③都道府県ごとのワークショップの開催にご協力くださる皆様

発達が気になる子供への指導法のワークショップはこれまで13都道府県、16か所で開催しておりますが、それぞれの地域でコーディネーター、イベント主催者として活動してくださる有志のご協力があります。

ワークショップ開催のご協力者(一部)
  • NPO法人とうまスポーツクラブ
  • 尚志館當摩道場
  • 釧路柔道連盟
  • 咲柔館
  • 埼玉県女子柔道振興委員会
  • 静岡県普及委員会
  • 新潟柔道少年団
  • 石川県柔道連盟
  • 河芸柔道クラブ
  • 文武両道の放課後等デイサービスみらいキッズ塾
  • 広島大学スポーツ科学センター
  • ユニバーサル柔道アカデミー
  • 楽遊諫早クラブ
  • 放課後等デイサービス笑光

インクルーシブな柔道環境を作り、より多くの人々が柔道に親しめるようになるため、ご協力いただけたら幸いです。

④放課後等デイサービス等で柔道を活用した療育を行っている皆様

柔道を通じた発達支援は福祉サービスとして大きな可能性がありながらも、社会的な認知度が低い状態にあると思われます。本活動は柔道を活用した発達支援(柔道療育)の全国的な認知度の向上、体系的で効果的な研修の提供、柔道を通じた福祉、学校、地域の連携などを企図しています。

放課後等デイサービス施設に、柔道クラブや学校柔道部の指導者が集まり、発達障害と柔道指導のワークショップが行われました(大阪府堺市 文武両道の放課後等デイサービスみらいキッズ塾 浦井重信先生)

⑤柔道を通じた青少年の育成へのスポンサードを検討している企業の皆様

発達障害は大きな社会的課題となっています。この課題に共に取り組んでくださるスポンサー企業さまを募集しております。本プロジェクトのアプローチはこちらをご覧ください。なお、本活動は住友健康財団の2018年度、2019年度の「スミセイ コミュニティスポーツ推進助成プログラム」 に選ばれました(詳細は「スミセイコミュニティスポーツ推進助成プログラム10年の軌跡」を参照ください)。

⑥プロジェクト運営に関わってくださる皆様

プロジェクトマネジメント、ウエブマーケティング、ファンドレイズなどの運営に関心を会計など企画、もしご関心をもってくださったら、プロジェクトの説明会を行いますので、ご参加いただけたら幸いです。

お問い合わせ

まずはご関心を持ってくださった皆さまに詳細を説明させていただきますので、お気軽に事務局(info@judo3.org)まで連絡いただけたら幸いです。